昨夜は音楽家の内田輝さんが、THE TRAILHEAD INNに泊まりに来てくださいました。
内田さんとの出会いは、10月に嬬恋で開催されたアーバンリサーチのキャンプイベントで。
1日中どこからともなく聞こえる心地よいバロック音楽の音色の正体が内田さんでした。
偶然にもイベントに出店していた蓼科湯葉びーんずの有浦さんが内田さんと知り合いで
イベント終了間際に紹介していただいたのです。
内田さんが持って来たこの楽器は14世紀に作られたクラヴィーコードという鍵盤楽器の一種。
なかなかめずらしいもので、所有している人は少ないそう。
そんな貴重な楽器を使って、たった3人の観客のための演奏会。なんとも贅沢!
ピアノとは違う音色でとにかく繊細。
リズムを楽しむというよりは、音の余韻(響き)を楽しむメロディ。
本人も、瞑想するための楽器とおっしゃるくらいなので
わたしも安楽座の姿勢で瞑想しながら聴かせていただきました。
いつのまにか、シャバアサナになってましたけど(笑)。
コンサートホールではこんな聴き方、とてもじゃないけど出来ないのでホントに贅沢な体験でした。
インディもすぐに眠りに落ちていました・・・。
癒しの音楽というより、浄化の音楽といったほうが正しいかな。
それくらい、音がすーっと心をすり抜けていくような感覚でした。
演奏の後もしばらく音楽談義。
内田さんがおっしゃっていた、「耳を開いて、音を聴く」という言葉が印象的でした。
しかも贅沢なことに、朝の目覚めもクラヴィーコードの音色でした!
内田さんの朝練の時間。
朝陽がのぼる前の暗い時間の音から、だんだんと明るくなっていく空にあわせた音。
自然と調和する音というのは、まさにこのことでしょう!
朝陽を浴びて、リセット中の内田さん(笑)。
本当に贅沢な時間をありがとうございました!
またぜひ遊びに来てくださいね。
少年キャンプでも、内田さんの音のワークショップを考えています。私も楽しみです。
どうぞよろしくお願いします!