サントリー白州蒸溜所工場見学

 

P9183831

 

 

先日、サントリーの宣伝部の方よりお招きいただき

北杜市にある、サントリー白州蒸溜所の工場見学へ行ってきました。

まずは、サントリー南アルプス天然水の工場へ。

 

 

P9183833

 

 

サントリーが製品を作るうえでの1番のこだわりである

自然環境を守ること、その大切な自然を次の世代に残すこと

そしてそれらを取り巻く環境問題や様々な活動などを中心に、

ガイドの方が丁寧に説明してくださいました。

 

 

P9183836

 

 

クリーンでシステマティックな工場を見学した後、

南アルプス天然水(軟水)と硬水の飲み比べ。

当然のことながら、味は全然違います!

やっぱり南アルプス天然水がダントツに美味しい!

昔は、便秘を治すためにコントレックスとか飲んでたけど

あんまり好きになれなかったなぁ。今はもうその必要もないし

元々好きじゃないので、飲んでいませんが。

ちなみに最近我が家で1日2〜3本の割合で消費されている

南アルプス天然水スパークリングウォーターも、

こちらの小淵沢の工場で作られているそうです。

 

 

 

P9183838

 

 

そして、試飲の時にいただいた、サントリー白州蒸留所ブランドのお菓子の美味しいこと!

このチョコレートはお土産に購入して帰りました。

 

 

P9183839

 

 

森のレストランのテラス席で、つかの間のランチタイム休憩。

 

 

P9183846

 

 

 

真っ昼間から白州のハイボールで乾杯!

ワインも日本酒もそうですが、やっぱり作られている場所で飲むお酒は

格別に美味しいですね!

 

 

 

P9183851

 

 

ここからが本番(?!)、サントリーウイスキー工場見学です。

今回は品質担当マネージャーの佐野さんが工場内を案内してくださいました。

佐野さんも自転車乗りです!

一般の方は立ち入れない所まで入れさせてくれるとのことなので

この白いキャップを被ってみました。楽しみです!

 

 

P9183856

 

 

まずは、原料となる二条大麦を発芽・乾燥させ、麦芽にさせたものを細かく砕き、

温水とともにこちらの仕込濾過槽に入れ、ゆっくりと濾過し、麦汁を作ります。

 

 

P9183859

 

 

仕込濾過槽の中を覗かせてもらっているところ。

まだこの時点では、でんぷんが糖分に変わるだけなので

アルコール臭はしません。

お味噌の匂いがしました。

 

 

P9183864

 

 

 

そして麦汁を発酵槽に移し、酵母を加えます。

先ほどの仕込濾過槽はステンレス製でしたが、こちらは木桶を使用しています

木桶は管理の面でデメリットもありますが、自然の乳酸菌などが働き、

ウイスキーに豊かな個性をつけるなど、メリットもたくさんあります。

 

 
P9183869

 

 

 

ちなみにサントリーでは、ディスティラーズ酵母とエール酵母を使用しているそうです。

酵母を加えると、12〜3時間で泡がたちはじめ、

さらに発酵が進み50時間以上経過すると泡がなくなり、

72時間発酵すると、澄んだ液体「もろみ」となり、

アルコール度数は、7%ほどになるそうです。

 

 

 

P9183871

 

 

 

発酵特有のフルーティーな甘い香りが、あたりにたちこめています。

この香り、大好き。

でも匂いだけで、酔っ払いそう。

 

 

P9183880

 

 

こちらは貴重なショット。

空の木桶です。中はひんやり冷たい空気。

この数分後にパイプを通って、仕込濾過槽にあった麦汁が

勢いよく木桶の中へと流れてきました。

このシーンを見れるのは、なかなか珍しいそうです。

 

 

P9183881

 

 

 

その次は、蒸溜です。

ガラス越しに蒸溜釜が見えますが、

特別に中のお部屋へ入れていただきました!

 

 

 

P9183883

 

 

中は暑い!です!

サントリーでは、炎を直接あてる直火蒸溜を採用。

1200℃の直火をあて、蒸溜されているので、暑い!

初溜と再溜の2回の蒸留を経て、アルコール度数を70〜75%まであげます。

 

 

 

P9183885

 

 

銅製のポットはその佇まいだけでも威厳があり、美しいアートのよう。

と言いつつ、タイの仏像を想像してしまった私(笑)。だってキラキラしてるんだもん!

ポットの形もストレート型、バルジ型、ランタン型と3種類あり、

白州はストレートとランタンを採用。山崎では、バルジ型を採用しています。

型によって、モルト原酒の個性も変わってくるそうです。

サントリーが持つ原酒には100品種あり、その4割が白州にあるとのこと。(残りは山崎)

ウイスキーの本場、スコットランドの蒸溜所では、もっとたくさんの種類のポット型があり

原酒の品種も膨大だそうです!

 

 

P9183888 P9183890

P9183898

 

 

蒸溜までの行程を一通り見学させていただき、次の場所へ。

 

 

P9183899 P9183901 P9183902

 

 

 

こちらは73年の創業当時に使われていたポット。

この当時はすべて、ランタン型だったのですね。

でも先っちょをカットしてみたり、色々と工夫を凝らしていたそうです。

(左の3番目)

サントリーのロゴも入って、素敵!

 

 

P9183903

 

 

ライティングされて、美術館みたい!

ナパのワイナリーにもこんな雰囲気の場所がありました。

(ワインツアーブログがなかなか進みませんが・・・追って紹介したいと思います)

 

 

P9183920

 

 

そして最後に貯蔵庫へ。

まずは数種類ある樽の説明から。

 


P9183913

 

 

樽にもこんなに種類があるなんて!

ちなみに白州では、バーレルというものとホッグスヘッドという樽を使用。

ホッグスヘッドは、白州製樽工場で作られています。

すごいですね、樽まで作っちゃうなんて!

 

 

P9183925

 

 

同じウイスキーでも詰める樽の種類によって、熟成後は味の異なるウイスキーに変化するそうです。

そしてさらに樽の中身を交換したり、ミックスしたりして

それが白州になったり、角になったり。

出来映えのよいものは、そのまま25年貯蔵されて「白州25年」になったり。

そんな繊細な味と香りの見極めをする「ブレンダー」というウイスキーの達人が

サントリーには現在7名いらっしゃるそうです。

決して機械では出来ない、日本人にしか出来ない、日本人の手による

日本のウイスキーがここにあるのですね!

 

 

P9183928 P9183931

 

 

74年製の樽を見つけ、記念撮影。

あっ、歳がバレますね。ま、いっか。

 

 

P9183940

 

 

これは見本ですが・・・

元々樽にいっぱい貯蔵されたウイスキーは無色透明ですが、

1年に約2〜3%の割合で減っていき、

色は琥珀色に変化します。

25年ものになると最終的には、樽の半分くらいにまで

なってしまうそうです。

だから貴重で高価なんですね!

 

いや〜、ホント勉強になりました!

 

 

P9183944

 

 

最後はお待ちかねの試飲タイム〜♡

まずは、白州ハイボールで乾いた喉をゴクっと潤してから

白州ウイスキーを堪能します。

 

 

P9183945

 

 

白州、白州12年、白州18年。

それぞれ味も香りもまったく異なります。

さきほど見学させていただいたので

その違いも今までよりもさらに明確なものとなりました。

 

 

P9183952 P9183953

P9183956 P9183957 P9183963

 

 

 

最後には、なんと特別に白州25年が登場!

香りがなんとも素晴しい!さすが25年の貫禄です。

ウイスキーをこんなにじっくり堪能したのは、初めて!

本当によい経験でした!

佐野さん、ありがとうございました!

今度は3719でウイスキー講座開いてくださいね!

よろしくお願いします!

 

 

 

P9183964

 

 

そしてこんな素晴しい機会を与えてくださった菅野さん、

本当にありがとうございました!!!

写真もたくさん撮影してくださって、すみません!うれしかったです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

(帰りのあずさで、わたしは酔っぱらい爆睡してましたが、

男子2人はプレモル片手にボーイズトークに花を咲かせておりました)

 

ちなみに今回私達が案内していただいたのは特別ツアーでしたが

一般の方向けには、ウイスキー蒸溜所ガイドツアーというのが無料であります。(要予約)

また有料で様々なセミナーがありますので、ぜひコチラのホームページをチェックしてみてくださいね。

 

 

 

このブログで、だいぶ詳しく説明してしまいましたが

実際に行くと全然違います!

ぜひご自身の目と鼻と口で体験してみてください!

本当にオススメです!

 

というわけで、日本酒、ワイン、ウイスキーと工場制覇しましたので

次はビールに行きたいと思います。菅野さん、よろしくお願いします!(笑)。

 

 

***************************************************************************************

2014.10.11.sat〜12.sun 親子deキャンプ 2014 FALL 参加者募集中です!

詳しくはコチラを、お問い合わせはコチラまでお願いします!

2014.10.25.sat〜26.sun HALLOWEEN PARTY & RIDE CAMP 参加者募集中です!

詳しくはコチラを、お問い合わせはコチラまでお願いします!

THE TRAILHEAD INN 秋のご宿泊予約受付中です!お問い合わせはコチラまでお願いします。

 

DANN GmbH × SLOW GUN 2014 サイクルジャージ

販売価格は、¥16,200(税込み)

BEAMSオンラインショップコチラ

ZOZOTOWNではコチラ

レディス通販ご購入ご希望の方は、コチラまでご連絡ください!

 

なお、参加お申込みやお問い合わせメールで、3日以上たっても返信が無い場合は

お手数ですが、contact@dantakuma.comまで再度ご連絡いただけますようお願いいたします!

 

***************************************************************************************